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2020.4.2(木)

ダイキン工業
20年度新入社員への訓辞

ダイキン工業(十河政則代表取締役社長兼CEO)は、4月1日に予定していた入社式を新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止とし、十河社長からの訓辞をオンラインで配信した。

十河社長は、「当社を取り巻く経営環境は、いま大きな変化の時代にあります。AI、IoT、5Gをはじめとしたデジタル技術の急速な発展や、「モノ」から「コト」への顧客ニーズのシフト、グローバル全体での環境・資源問題への意識の高まりなど、我々はこれらの変化をチャンスと捉えて、事業展開に積極的に取り組んでいかなければなりません。

今後の成長と発展を担う皆さんに求めたいことが、三点あります。
一つ目は、「Something New」、仕事に真正面から向き合うプロフェッショナルとして、新しい価値を生み出すべく、日々努力を重ねていくということ。そのためにも、人との出会いを大切に、たくましくそしてがむしゃらに自分を磨き、高めてほしいと思います。

二つ目は、得た知識をしっかりと自分自身のものに昇華させ、それらを元に行動につなげて、今までにない新しいものを生み出していくこと。「デジタルネイティブ」と言われる世代の皆さんにとって知識を手に入れることは簡単ですが、それよりも、一人ひとりの「考える力」「創造する力」、そして「挑戦し、実行する力」のほうが大切です。

三つ目は、「イノベーターたれ」ということ。チャレンジに失敗はつきものですが、その度に一歩ずつでいいので昨日の自分よりも成長した自分になることが大切です。

当社は出る杭を認め、前向きな失敗はとがめない社風を誇りにしています。自分の感性を信じて、最初の一歩を踏み出していただきたいと思います。最初の一歩は小さくとも、現状を変革しようとする熱い思いが、イノベーションを生み出します。現在、新型コロナウイルスの対応についても、社員の健康と安全確保、感染防止を最優先にした上で、事業影響の極小化に取り組んでいます。また今回の件を機に生まれつつある新たな事業チャンスへの取り組みなど、考え得るあらゆる策を打っているところです。

現在のような先行きが不透明な時代には、社員一人ひとりのプラス思考が組織の成長発展につながります。思いの強い人は、どのような厳しい状況下でも物事を前向きに捉え、プラス思考で難局を切り拓いていくたくましさがあります。心の中に光を絶やさず、世の中の変化と物事の本質を見つめながら、前を向いて一歩一歩自分自身を磨くことを求めます。今日から同じ組織の仲間として、ともに頑張りましょう」と急速に厳しさを増す経営環境の中で、同社が目指す方向や新入社員への期待を語った。

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