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2020.3.5(木)

スギノマシン
セルロースマイクロファイバーのサンプル品を有償で提供!

セルロースマイクロファイバー外観
セルロースマイクロファイバーマスターバッチ
スギノマシンは、兼ねてより富山県立大学と共同研究開発を進めていたセルロースマイクロファイバー(CMF)のサンプル品を3月より有償で提供する。

スギノマシンは、富山県立大学と共同でセルロースマイクロファイバー(CMF)の研究を進め、今年1月には実用化に向けたサンプルが公開されるなど、一定の成果を達成している。今後は幅広い産業界の新たな製品開発の新素材としてサンプル品を有償で提供し、本格的な実用化に向けた研究開発を継続する。

CMFは、従来のセルロースナノファイバー(CNF)とは異なり、平均繊維径が数マイクロメートルサイズの繊維で、その表面にはナノ化された繊維構造が枝分かれして存在する。表面のみをナノ化したマイクロサイズの繊維径とすることで、従来のCNFよりも樹脂へ添加した時の引張強度や弾性率を高め、さらには線熱膨張率を低減できる。
同素材は補強および線熱膨張低減効果の高いフィラーという市場ニーズへの対応と、環境に配慮した植物由来の次世代フィラーの実現を目標に開発された新素材として産業界の注目を集めている。

従来のCNFに比べ、樹脂に添加した時の補強効果が高く、添加により優れた引張強度、弾性率、低線熱膨張率を示すほか、表面がナノ化されているため、アンカー効果によるマトリックス樹脂との接着性を高め、補強性が向上できる。

また、現在市販されている乾燥状態のセルロース繊維は20〜30μm程度の繊維径が主流であり、数マイクロメートルサイズのセルロース繊維は上市されておらず、新規性が高いフィラー素材。
バイオマス由来のサスティナブル(持続可能な)材料であり、環境にやさしく、サーマルリサイクル性を有している。

新規開発したCMFは、樹脂複合材料として軽量・高剛性化自動車部材をはじめとする環境に優しい新素材として様々な実用化が期待されている。

☆対象開発品
(1)BiNFi-s(ビンフィス)※セルロースマイクロファイバー
  100gパック型式:CMF-05DP
(2)BiNFi-s(ビンフィス) セルロースマイクロファイバー 30wt% PPマスターバッチ
100gパック型式:CMF-030PPMB

サンプル提供期間は、2020年3月2日〜2022年3月31日まで。
詳細問い合わせは、スギノマシン 新規開発部(TEL:0765-24-5118)まで。

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