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2020.2.19(水)

トラスコ中山
20年は増収減益予想

中山社長
トラスコ中山(社長中山哲也氏)の19年12月期の業績は、景況感悪化による設備投資の鈍化が影響し、計画未達となったものの、売上高(単体)は2203億5700万円(前期比2.8%増)と増収を確保。なかでもeビジネスルートは同12・2%増の344億9200万円と引き続き高い伸びを見せた。営業利益は139億2100円(同3.1%減)、経常利益は143億200万円(同2.3%減)、当期純利益=97億1500万円(同0.1%減)。
20年12月期も現状の景況感が前半まで続くと見ており、減価償却費を中心に販売管理費が増加することから増収減益を予想。「必要最低限」(中山社長)とする同4・9%増の2311億円の売上げをめざす。

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「棚卸を全廃したい」

「数字ばかり先行した目標にすると、とかく不祥事につながる。優先すべきは数値目標ではなく能力目標」と持論を展開する中山社長。23年、売上高3000億円の中期目標に向け、4つの能力目標を掲げている。
〈在庫50万アイテムを保有できる会社〉〈ユーザー直送システムを完備する会社〉〈365日受注・出荷対応できる会社〉と、ここまでは以前から口にしている事柄だが、2月10日の決算説明会では、〈棚卸の全廃〉が加わった。
「当社は現在、総額430億円の在庫があるが、細かな副資材の積み上げのため、棚卸に非常に時間がかかる。しかも誤差率は0.01%。これならなくても良さそうだが、それも難しい」とし、棚卸撲滅委員会の立ち上げを検討しているという。

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