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2020.2.19(水)

モノタロウ
新基幹システム、4月稼働。より高い利便性を提供

鈴木社長(2月3日の決算説明会で)
モノタロウ(兵庫県尼崎市、社長鈴木雅哉氏)は、より高い利便性を提供することを目的とした新基幹システムを開発中。商品情報管理システム(PIM)と受発注管理システム(OMS)の2つの機能を柱とし、いずれも今年4月、初期版を運用開始予定。

現在、同社の取扱商品数は約1800万だが、さらなる拡大に備え、商品マスターを充実させることで、より高度な検索を実現するためのプラットフォーム構築がPIM。次の段階で仕入先マスターや顧客マスターにも取り組む。将来的にサプライヤー向けポータルサイトの開設やワークフロー整備も行い、商品情報入手の効率化およびコスト抑制へつなげるとともに、商品販売までのリードタイム短縮化を図る。また、スムーズな海外展開のための多言語化も視野に入れている。

一方、OMSは、多様なルールに基づき最適な配送方法の判断を可能にするもの。これにより、物流オペレーションの平準化のほか、荷別れ抑制、物流ネットワークのさらなる最適化と配送・物流関連コストの抑制を図るとともに、配送リードタイムを短縮させ、利便性向上と受注増につなげる。

同社では現在、笠間(茨城県)と尼崎(兵庫県)の両物流センターで計46万超の商品在庫と、数千社におよぶ仕入先との連携でサービスを提供しているが、メーカーから卸商、小売りへと商品が流れる各工程において発生する配送コストの抑制が課題となっている。鈴木社長は、「OMSで、よりスピーディな商品の配送と全体的なコストコントロールを実現できる。国内の人手不足は今後も続くであろうし、とくに配送における人件費が高騰するだろう。今後2、3年かけて生産現場からユーザーまでの配送を最適化したい」としている。

このほか20年度は、10年連続で20%超の成長を遂げる原動力となった大企業連携のさらなる強化や、在庫50万アイテムへの拡充などを計画し、売上高1500億4900万円(18・6%増)をめざす。

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