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2020.2.6(木)

ダイキン工業
東京大学発AIスタートアップ企業に出資、協業加速

ダイキン工業はこのたびEラーニングを活用したAI人材の育成、ビジネスへのAI活用支援事業を展開する東京大学発のスタートアップ企業アイデミー(https://aidemy.net/)に約1億円を出資した。

アイデミーと中長期的に安定した協業関係を構築、同社のAI人材の育成を強化とともに、AIを活用した新たなソリューションを創出する。

新たな空調ソリューションの創出、ものづくり技術の高度化、業務改革の推進に向け、AIの活用が不可欠。17年12月には大阪大学の協力の下、AI・IoT人材を育成する社内講座『ダイキン情報技術大学』を開講、AIを用いた技術開発や事業開発を担える人材の育成を積極的に進めている。

東京大学発のスタートアップ企業アイデミーは「先端技術と産業領域の融合に取り組む人と組織を支援する」をミッションに、Eラーニングを軸とした個人向けAI教育プログラム、法人向けAIソリューションサービスを提供。法人向けサービスではAI教育コンテンツの提供や課題の整理・PoC開発の支援などのコンサルティング事業、実際の保守・運用を簡潔化するテクノロジー事業などを展開。

同社はアイデミーと19年1月から協業、ダイキン情報技術大学を中心として新入社員、一般社員、管理職を対象に、AI人材育成にアイデミーが提供するEラーニングプログラムを活用。同社が異業種の他企業と共同で運営しているコワーキングスペース「point 0 marunouchi(ポイントゼロマルノウチ)」での実証実験から得られたデータを基にオフィスの生産性向上に繋げるAI活用ソリューションを検討するなど、様々な部門が保有するデータの活用に取り組んでいる。今回の出資により、アイデミーとより強固なパートナーシップを構築していく。社内外の技術、知恵を融合するオープンイノベーションを推進するため、大学や企業と積極的に連携。18年12月には東京大学と産学協創協定を締結、協創プログラムの一つに「ベンチャー企業との協業を通じた新たな価値の社会実装」を掲げ、アイデミーとの協業は東京大学との提携をきっかけにスタートした。

19年11月にはスタートアップ企業との協業を推進する組織「テクノロジー・イノベーションセンター CVC室」を設立。世界のスタートアップ企業を対象に24年までの5年間で110億円の出資枠を設定、アイデミーへの出資はこの出資枠を活用したもの。

今後も新たな外部パートナーとの強固な関係を構築するため、出資枠を活用し、オープンイノベーションの取り組みを加速する。

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