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2020.1.31(金)

アマダホールディングス
欧州の板金自動化装置メーカーを完全子会社化!

アマダホールディングス(社長:磯部 任氏)は1月31日付で、フィンランドの板金切断加工機用自動化装置メーカーのLKI LTD.(エルケーアイ ケルドマン=フィンランド、CEO:Leif 氏、以下LKI)への出資比率をこれまでの40%から100%へと引き上げ、完全子会社にした。これに伴い4月1日より、LKIは「AMADA AUTOMATION EUROPE LTD.(アマダオートメーションヨーロッパ)」に社名を変更する。

板金加工業界では、発振器の高出力化とレーザ技術の高度化により、ファイバーレーザマシンの需要が急速に拡大している。
欧州のアマダグループでは、CO2レーザマシンやパンチングマシンからの置き換えに加え、厚板を扱う業界からの新規引き合いが増加している。
さらに欧州は、労働時間の制約と人件費の高騰等により、板金切断工程において設備の自動化が前提となっている。
アマダホールディングスは、2009年からLKIと資本業務提携を行い、欧州向けの板金切断加工機用自動化装置の製造において協業することで、欧州のユーザーニーズに対応してきた。

ファイバーレーザマシンと自動化ニーズが高まる中、欧州のアマダグループでは、最新マシンと自動化装置を一体化させた供給スピードが、これまで大きな課題となっていた。
こうした状況を解決すべく、アマダホールディングスは、
@欧州のグループ会社と強固に連携し、スピーディーな意思決定を図る。
Aアマダの最新マシンの開発と同時進行で、自動化装置の開発・設計・製造を行う。
B欧州各国に最も適した自動化ソリューションを早期に提供する−などを目的に、LKIを完全子会社化することにした。

これにより、
@2020年4月以降に現在2カ所ある工場を1カ所に集約し、設備を増強することで、自動化装置の生産能力を2022年度までに約倍にする。また
A新たにパンチ・ファイバーレーザ複合マシン用の自動化装置の生産を2020年10月より開始する。

今回の完全子会社化により、欧州向けのすべての自動化装置はアマダオートメーションヨーロッパが供給する。
すでに板金加工機械においては、フランスのシャルルビル=メジエール工場の拡張を完了し、生産能力を増強するなど、現地ニーズに対応した商品を迅速に供給できる体制を整えてきた。欧州のファイバーレーザ市場および自動化ニーズの拡大を視野に、引き続き商品の供給体制を強化することにより、2021年度までに売上高4,000億円を目指していく。

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