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2019.12.9(月)

岡谷鋼機
中川配送センターを改築。昭和9年の竣工当時の遺構を再現

挨拶に立った岡谷社長
昭和9年の開設当時の外観を再現した
岡谷鋼機中川配送センター
岡谷鋼機(本社・名古屋市、社長岡谷篤一氏)は9日、名古屋市中川区・中川運河沿いの同社中川配送センター(名古屋市中川区中川運河北幹線A地区第4号地)の改築竣工式を行った。

同配送センターは名古屋市と名古屋港管理組合が進めている「中川運河再生計画」における運河の歴史や文化・芸術を楽しめるエリア、「港と文化を感じる都心のオアシス」の形成を目指した「にぎわいゾーン」に位置し、歴史的価値の高い倉庫などの景観を維持・保存したいという地域の要望に応えるため、1934年竣工(昭和9年)当時の外観を再現した倉庫へ建て替えたもの。開設当初は延べ床面積約2900平方メートル、平屋建て6棟の倉庫だったが、その後、増改築され、今回の改築前は延べ床面積約3732平方メートル、平屋建て7棟の倉庫となっていた。このほど開設当時の外観を再現して延べ床面積約2854平方メートル、平屋建て6棟に改築した。建設費用は約6億円。

竣工式で神事を執り行い玉串を奉納したあと、挨拶に立った岡谷社長は、建設に当たった竹中工務店への謝意を示すとともに、「昭和9年の竣工以来、先人達が名古屋港から名古屋駅まで運河を通じて産業振興しようと活用してきた当倉庫を小さな遺産として残すことができた。当地では『中川運河再生計画』を進めており2027年にはリニア新幹線とともに観光資源活用の一つの目玉にする考えがある。今後、当センターが地域の倉庫群、工場や民家などとともに町にさらなる賑わいをもたらすことができれば、今回の改築も意味あるものとなるだろう。名古屋市、地域の発展に寄与できたことを喜んでいる」と述べた。

同倉庫の稼働は来年1月からの予定で、配管資材、建築資材などのアイテムを扱う予定。

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