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2019.11.18(月)

北川ダイヤモンド工業
専務取締役の北川大輔氏が新社長に就任

名古屋のダイヤモンド工具メーカー・北川ダイヤモンド工業(名古屋市中区上前津1−6−1、TEL:052−331−1021)は先ごろ経営トップの交代を発表、専務取締役の北川大輔氏が新社長に就任した。前社長の北川正樹氏は顧問に就任。

新社長に今後のかじ取り、目指したい企業の方向性などを聞いた。(北川ダイヤモンド工業は1929年創業、1999年に前社長北川正樹氏が社長に就任。20年ぶりのトップ交代)

▽これまでは工具関連は前社長と二人三脚で勉強。ただ新たな取り組みが不可欠と考え、17年にジュエリー関連の新規事業を立ち上げた。

単なる宝飾用ダイヤの販売ではダメと考え、これまでにない爪の固定方法(ロー付けの一種)を考案。石の特長・個性を最高に引き出せ、また好みの場所に接着できるため自由なデザインが可能で、ジュエリーのイノベーションにも繋がる方法と自負している。

今年3月にはラボを備えたショールームを開設、またブランドの浸透のため8月にニューヨーク、9月に東京の展示会に出展。また6月には英国の専門誌が画期的なダイヤモンドの固定方法と取り上げるなど、海外を含めの問い合わせも多い。ユニークな技術が注目を集めテレビなどにも多く取り上げられている。

▽工業用ダイヤ工具に関しては、当社のスタンスである顧客ニーズに細かく対応する製品とサービスの提供を今後もさらに進めたい。技術開発は大手に負けるかもしれないが、『北川に頼めば何とかなる』といった製品、サービスを提案してゆく。

宝飾用で新しい技術を提案したが、工業用工具の分野でも“今迄しなかったことをやってみる”のスタンスで新しい挑戦を行って行く。

▽現在、国内工場の社員は15名。スタッフには限りがあるので固有技術などは社内で、そうでないものはアウトソーシング等も活用、また現場での女性や外国人社員の採用なども検討。

▽理想とする、また目指したい企業は伊那食品工業。先日井上会長とお話しする時間も頂いた。素晴らしいと思うところは、社内の雰囲気と、社員の幸せをまず進め、そのための働く環境や設備などを考えている点。急成長は求めていないが50年連続しての増収増益を実現している。また対外的にも美術館や庭園などを開放、するなど社会貢献意識も高い。

北川大輔氏プロフィール=1982年生まれ名古屋市出身。北海道大学経済学部卒業後、韓国・ソウル国立大学を経て外資系商社に勤務。2012年北川ダイヤモンド工業入社。15年取締役就任。17年ジュエリーブランドANOTHER DIAMONDを立ち上げる。

趣味は毎朝のランニングと旅行。それと人と会って話を聞くこと。

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