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2019.11.9(土)

小池酸素工業
世界最高水準のプラズマ切断システム公開

小池酸素工業は11月6日〜8日、テクノセンターで「2019 KOIKEプライベートフェア」を開催し、進化した世界最高水準のプラズマ切断技術を公開した。

今回は深刻さを増す製造業の慢性的な人手不足や昨今の働き方改革を考慮した独自の自動化と生産性向上に加え、より高精度、高品質なプラズマ切断を可能にする同社独自の様々な高機能をプラズマ加工技術と共に余すことなく披露した。

1つ目はプラズマトーチヘッドの交換を自動で行うオートツールチェンジャー「ATChanger」。

同装置は消耗品の交換を自動化・省人化することで、実切断時間の向上ならびに安定した切断品質により、不良品の削減に寄与する。

2つ目は同社が独自に開発した新製品のオリジナルプラズマユニット「SUPER‐800W」。
新型ユニットは400Aプラズマ電源KP4055を2台を用い、最大出力800A。最大板厚75mmまでの水インジェクション切断を可能にした。

100A出力ユニットのコンパクト化により、メンテナンス性を向上。さらに新型800Aトーチに加え、豊富な実績で定評の小池酸酸素工業社製国産電源により、従来にない高いパフォーマンスを発揮する。
3つ目は世界で初めて酸素プラズマを製品化した小池酸素工業が開発したオリジナルプラズマユニット「SUPER‐400ProU」。

長年のプラズマ切断ノウハウと最先端の技術を融合したSUPERシリーズは、常に進化し続け市場ニーズに応える満足度の高い使い勝手を実現する。
「SUPER‐400ProU」は豊富な切断条件自動設定システムに加え、耐磁気吹き性能の向上。加えて消耗品の長寿命化を実現するほか、薄板から厚板までの高品質切断を可能にする。期間中はピアシングや小円切断性能の向上を、実演を交え来場者にアピールした。

4つ目はプラズマ切断とドリルユニットを用いた高効率なプラズマ加工技術を披露した。
厚板での小円切断範囲が広がり、板厚50mmでφ50の小円切断を可能にした。切込み導入距離が板厚の2分の1程度で短いため、歩留まりが向上。チップタッチが減少し、安定稼働を可能にする。

端面切込みのためアウターノズルの耐久性が上がるほか、また、噴射装置を使用しないため、スパッタ防止剤での材料汚れが無く、板厚50mmまでの安定した穴あけに特化した。ドリルユニットで先行穴あけを行ってからプラズマ切断を行うことで、厚板の安定切断、小円切断範囲の拡大、切込み距離を短くすることが可能となり、歩留まりも向上する。

会場では実演を通して各機能の優位性ならびにメリットを来場者にアピール。訪れた見学者も機械の動きや加工サンプルに真剣な眼差しを注いでいた。

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