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2019.11.9(土)

日本トムソン
世界初の液晶潤滑剤を封入した「液晶潤滑リニアウェイ」発売

液晶潤滑リニアウェイ
日本トムソンは、世界初となる軸受用液晶潤滑剤を封入した「液晶潤滑リニアウェイ」を11月8日発売した。

近年、真空・クリーン・高温等の厳しい特殊環境下で使用される直動案内機器に対して、これらの環境下に適応する性能に加え、優れた潤滑性や安全性等多くの要求を同時に満足する性能が求められている。こうした特殊環境下における直動案内機器に対する顧客ニーズに応えるため、日本トムソンは産学共同で開発した高機能潤滑剤「液晶潤滑剤」を封入した、世界初の液晶潤滑リニアウェイを開発した。

液晶潤滑リニアウェイは、低発塵性、低蒸発性、低アウトガス特性を有しながら、十分な潤滑性能、耐熱性、安全性を併せ持つ製品で、厳しい特殊環境下に適応する新しい直動案内機器として機械装置の飛躍的な性能アップと信頼性の向上に貢献する。

封入された液晶潤滑剤は、基油と増ちょう剤で構成されるグリースとは全く異なり、液晶化合物のみで構成され、その集合体同士が潤滑状態を形成する、今までにない新たな潤滑剤。従来のグリースの基油はバラバラの分子で潤滑しているが、液晶潤滑は分子の集合体を形成することにより金属表面への密着性や真空特性、低発塵特性が向上し、蒸発についても極限まで抑えることができる。

液晶潤滑剤を封入して製作する対応形番は、リニアウェイ Lシリーズ、Eシリーズ、Hシリーズ、Fシリーズのステンレス鋼製品に適用し、個別受注生産対応する。

主な用途としては、真空・クリーン・高温等環境が想定される半導体関連装置等での需要が見込まれている。
販売価格はレール幅9ミリのトラックレールとスライドユニットのセット品が定価レベルで2万円(税抜)〜。同社は年間1億円の販売を見込んでいる。

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