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2019.10.4(金)
ノリタケカンパニーリミテドなど4社
固体酸化物形燃料電池の合弁会社、12月から事業開始予定
ノリタケカンパニーリミテド(社長加藤博氏)、TOTO(社長喜多村円氏)、日本ガイシ(社長大島卓氏)、日本特殊陶業(社長川合尊氏)の森村グループ4社で今年8月に設立した固体酸化物形燃料電池(以下、SOFC)の合弁会社「森村SOFCテクノロジー梶vの概要がこのほど固まった。12月3日に事業開始予定。各社がこれまで培ってきたSOFCに関する技術・ノウハウなどを持ち寄り、それぞれの有する経営資源を融合することで早急な商品化の実現をめざす。
SOFCは、小規模でも高効率な発電システムを実現できる可能性が期待され、家庭用・業務用・産業用などさまざまな領域でエネルギー・環境問題への解決策の一つとして考えられている。
4社はいずれも日本のセラミック産業を代表する企業で、森村市左衛門と森村豊兄弟によって創立された森村組を共通の源流としている。新会社の概要は次の通り。
【森村SOFCテクノロジー(株)】
▽所在地=愛知県小牧市大字岩崎2808
▽代表者=佐藤美邦
▽設立日=19年8月9日
▽資本金=1億円
▽出資比率=ノリタケカンパニーリミテド:5%、TOTO:20%、日本ガイシ:8%、日本特殊陶業:67%
▽事業内容=家庭用、業務用および産業用(車載用を除く)の固体酸化物形燃料電池のセル、スタック、モジュールおよびシステムの研究・開発・製造・販売に係る事業(固体酸化物形燃料電池のセルの素材および売事業を除く) |
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