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2019.10.30(水)

ミスミ
時間価値提供の「meviy」樹脂素材を追加、世界展開も

ミスミグループ本社(東京都文京区)は、3D CADデータから即時見積もりと最短1日出荷を可能にした次世代部品調達プラットフォーム「meviy(メヴィー)」のサービスに、11月1日から樹脂素材を追加した。また20年度には、北米を皮切りに世界展開も図る。

meviyは、16年に金型部品でサービスを開始。以降、試作加工品(ラピッドプロトタイピング)、板金部品および切削プレートといったFAメカニカル部品を追加。さらにサイズや材質、表面処理加工も追加し、サービスを進化させてきた。

とくにこの2年でユーザー数が大幅に伸び、19年10月現在で2万6000人を突破。リピート率8割を誇る。
樹脂素材でも“確実短納期”を求める声が大きく、今回追加するもの。電子・電気、自動車、食品、医療機器等幅広い業界での需要を見込む。
従来、部品調達には、作図、価格・納期回答、製造にそれぞれ待ち時間が発生していたが、meviyを利用することにより、ものづくりのリードタイムを劇的に短縮でき、「部品点数1500点なら、手配から部品が届くまで96日かかっていた調達がわずか8日で済む」という。

「CEATEC」に初出展
DMG森精機の立形MC「DMP70」
リンクスの画像処理ライブラリ「HALCON」を用いて、
見積もりから製造、検査までを実演
これを可能にしているのは、AI形状認識エンジン、自動見積もりシステム、デジタルマニュファクチュアリングの3つの独自技術。3D CADデータをアップロードするだけでCAMデータを自動生成し、即時に価格や納期を算出。さらに、製造可否もシステムが自動で判定するため、設計ミスによる手戻りも回避できる。

「時間の有効活用は、ますます企業戦略としての重要性を増している。meviyで創出した時間を使って、より付加価値の高い仕事に注力していただきたい」とする同社。このほど開催された「CEATEC2019」(幕張メッセ)では、日本における製造業のデジタルトランスフォーメーションの課題解決への大きな貢献が高く評価され、同展内の「CEATEC AWARD2019」のスマートX部門でグランプリを受賞した。

同展では、meviyの世界展開も発表。高い人件費からコスト意識が強く、生産性を非常に重視する北米でまず20年度中にサービスを開始し、横展開を図っていく方針。
meviyで製作した部品を用いたロボットも関心を呼んだ

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