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2019.10.28(月)

大澤科学技術振興財団
2019年度研究助成費贈呈式、10月23日 オーエスジー・ゲストハウスで開催

助成費授与の模様
受賞者集合写真
大澤科学技術振興財団(理事長大澤伸朗氏=オーエスジー取締役専務執行役員)の2019年度研究助成費贈呈式が10月23日、愛知県豊川市のオーエスジー・ゲストハウスで開催された。今年度は26課題の研究助成及び6件の国際交流助成を行い、これを顕彰した。今年度の助成金の額は合計8183万。また財団設立以来29年間の研究開発助成は394課題、国際交流助成も274件にのぼり、助成累計額は8億3862万8千円に達している。

同財団は「日本の物づくりを支える科学技術の振興に寄与したい」の趣旨から1991年7月に設立、国内の大学・研究所など非営利の研究機関に所属する研究者に助成を行ってきた。2021年7月に同財団は30周年を迎えるが、これを機に18年〜22年までの4年間で財団30周年記念事業として総額1億円の重点研究開発助成が行われ、今年は課題1「自動車部品の穴加工等の加工技術の開発」、課題2「工具及び金型のコーティング等の表面改質技術に関する研究」の2題について募集が行われ、課題1には名古屋大学大学院助教・早坂健宏氏の「高能率化/高L/D化を可能とする穴加工技術の革新」が選ばれ、課題2には東海大学教授神崎昌郎氏の「高温・無潤滑化で摩擦係数0・01を示す切削加工用コーティング材の開発」、名城大学教授太田貴之氏の「選択的イオン照射型大電力パルススパッタリングを用いた硬質カーボン成膜技術の開発」2題が選ばれた。

23日の贈呈式では大澤理事長から各受賞者への助成金の贈呈が行われた。大澤理事長は挨拶で今年ノーベル賞を受賞した吉野彰氏の「基礎研究は10個に1個当たればいい。研究者は自分の好奇心に基づいて9割の無駄な研究をいっぱいしないと新しいことは生まれてこない」という言葉にふれながら「大澤科学技術振興財団は大学の研究者の基礎研究に対する助成を継続していくことで、ものづくり産業全体の底上げと未来の発展につながる一助となるように努めていく。」と述べた。

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