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2019.10.26(土)

ヤマザキマザック
MECT会場で中西正純常務執行役員に同社の自動化提案について聞く

自動化、無人化の装置・システムが多数展示・実演された今回の「MECT2019」。ヤマザキマザックは、7台のマシンとシステムを展示した。このうち、高速同時5軸横形MC「HCR‐5000S」+自動化システム「MPP」、CNC旋盤「QUICK TURN250MY」+ティーチングレス自動化システム「TA‐20/270」、コンパクトくし形刃物台旋盤「QTG‐50SG」+自動化システム「CL‐10SG」など5仕様の自動化装置を組み込んだマシンで自動化を提案した。同社の自動化提案について、MECT会場で中西正純常務執行役員に聞いた。

今回の自動化提案の概要は?
中西氏=旋盤向けに開発したTA自動化システムは、産業用ロボットとストッカ、専用ソフトウェアで構成され、ティーチングレスで自動化をサポートする。マザトロールでロボットのプログラムが可能なため、エンジニアがいない中小企業でも簡単に取り付けられ、すぐに稼働ができる。

シンガポールで生産する小型ながら高いパフォーマンスを発揮する「QTG‐50SG」には、機内ガントリーローダ「CL」を組み込んだ。限られたスペースで素材供給の自動化を実現する。

横形MCには省スペース多段パレットストッカシステムと連結し、生産性を一層向上できる「MPP」で自動化を提案した。

さらに、TAのマシニングバーションのMA(ミルアシスト)では、ワーク形状が複雑で角物や薄物加工などが多いMC加工でのティーチングレスを目指す。

今回のMECTや9月のドイツ・EMOでは、省人化装置搭載機種が増えている。これは、今後のさらなる広がりが予想される。課題もあるが省人化装置搭載により、省人化、生産効率アップだけでなく、品質安定にも繋がるものと確信している。ただ中小ユーザー向けには、簡単に導入、稼働するIoTが必要で、そうでないと普及は進まない。

いよいよ工作機械博物館がオープンですが。
中西氏=11月2日に、創業100周年記念事業の一環として取り組んできた工作機械博物館がオープンする。博物館では多くの工作機械が実際に動く状態で並べ、工作機械で作られたSLなども展示する。体験型学習の設備も充実させた。先日の事前見学会では、マザック色のほとんど無い展示内容に一般客にも好評との意見が多かった。入館料は一般が500円だが、小中学校等の社会教育関係の見学は無料を予定だ。

また、11月26〜28日には“Discover More With Mazak”をテーマに当社の国内最大規模のプライベートショーを開催する。最新機種とあわせて、新装なった美濃加茂第1、第2製作所も見てもらう。

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