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2019.9.30(月)

中部超鋼会
9月26日、豊実精工の現場を見学

見学会の模様
見学会の模様
中部超鋼会豊実精工工場見学会集合写真
中部超鋼会(理事長松本優造氏)は9月26日、精密部品加工、組み立て、表面処理などを行う豊実精工(本社:岐阜県加茂郡富加町羽生2146-2、社長今泉由紀雄氏)を訪れ、高精度、効率生産の現場を熱心に見学した。

見学会に先立ち同社取締役統括営業本部長の松本裕靖氏が同社の現況と多品種少量生産での大きな支えとなっているテクノア社の生産管理システムの導入経緯と使用状況有効性などを語った。

同社は従来の一般部品加工から、最近ではトランスミッションロックナット締め付け装置などの自動車部品向け組み付け装置、ナットランナー・サーボプレスなど機械類、設備装置の設計から加工・組み付け・製作までを一貫して受注する事業を拡大、小ロット製品の短納期・高精度加工で好評を博している。

このほかレイデント処理やダイクロナイト処理などの表面処理を行い、レイデント処理では国内最大・最長の処理能力を持つ大型プラントを完備している。

現在工場は岐阜県内に3工場、福井県長野県に各1工場、このほか山形県に開発事務所、海外にも中国・大連、ベトナム、韓国に機械加工や表面処理の工場を展開。国内の従業員数は約200名。

同社は1985年に同町内に於いて部品加工で開業、96年からはレイデント処理の業務を開始、99年には長野県駒ケ根市に、2005年には中国・大連市に向上、を開設、2008年に現在地に本社工場を解説、事業を拡大してきている。なお同社各工場には100台位を超すCNC工作機械が並び、精密滑降、高能率加工をさせている。

このほか新規事業としてペレットストーブの販売、インテリア&観葉植物などのホーム&ガーデン「BHMS‘」の展開、観光方面では鳩ケ湯温泉などの宿泊施設運営など幅広い事業展開を行っている。

多品種小ロットの製品の効率生産を実現するため豊実精工が導入したのが、テクノア社の中小製造業向け部品加工の生産管理システム「TECHS−BK」。

特に工場内を流れる加工品番の種類が多く、工程進捗がつかみ辛い。機械毎の負荷状況が把握できない、原価計算が加工後にしかつかめない、等の問題を解決するシステム。同システムの導入により受注から生産、売り上げまで一元管理でき、バーコードハンディーターミナルによりリアルタイムで進捗が把握できる。

導入効果としてOAの効率化、進捗・負荷管理と個別原価のリアルタイム把握、各種業務などを蓄積したデータで分析でき、分析データを共有することで原価意識の向上などにも繋がる。

導入経緯や導入実績・効果などの説明後工場内を見学、現場に即したカスタマイズなどにより効率を上げている事などを確認した。

見学と質疑応答後、松本理事長から「当会では年数回勉強家を行っているが今回生産管理のタイトルに注目、13名が参加された。今後一層、仕事の流れなどを掴むことが重要になる。我々の仕事も単品が多く、AIやIoTなどの知識を深め導入する際の勉強になった」とお礼の言葉を述べ、工場見学を終了した。

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