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2019.9.30(月)

イワタツール
9月27日、超精密位置決めドリル「SPセンターZERO」発表ほか

イワタ社内に導入したIoTシステム
イワタツール(名古屋市守山区花咲台2-901-1テクノヒル名古屋E-3、社長岩田昌尚氏、TEL:052-739-1080)は9月27日、超精密位置決めドリル「SPセンターZERO」の発表を行うと共に、最近の市況概況報告、タイなどの海外拠点報告、EMO展示会報告、今後同社が国内代理店として販売してゆくイタリアtte社のエンドミルの紹介などを行った。また10月18日から開催されるMECT2019の共同出展社の説明や出展製品の紹介、同展のコンセプトゾーンに出展するロボットシステムインテグレータ・トライエンジニアリング社のの紹介、工場見学なども併せて行われた。

【ドリル位置精度1μm以下を実現 SPセンターZERO】
新製品はイワタツールの主力製品SPセンタをさらに進化させ、究極の精度アップを目指した。ドリル位置精度1μm以下を実現すると共に、穴の入り口・出口のバリを限り無く低減、さらにバリが発生した場合に交換する寿命も従来の10倍以上とした。難削材、薄板穴加工にも最適で、皿もみ形状やガイド穴形状のドリル加工など多様な下穴加工にも高精度に対応する。販売は12月から、月
産1万本を予定。
このほかトグロンマルチチャンファーの高速加工用として多刃タイプ製品や、SPセンタのサイズ追加、さらにはソリッドタイプのフェースミルの開発・販売計画なども披露。

イワタツールが代理店として販売するTTe社のエンドミルは独特の工具刃先形状処理と工具のサイドからオイルを供給するオイルホール穴形状が特徴。サイドからのオイル供給は冷却性が良く難削材加工などに効果を発揮する。アルミ用と難削材用を在庫する。

【タイ工場拡充】
タイでの生産本数は既に日本国内での生産を超えるなど、需要増に対応しているが、さらなる生産能力アップに向け5階建ての新工場を建設中、来春竣工予定。中国なども中国国内向けに生産が増えている。

欧州市場はトグロン工具が販売の中心。難削材の高効率生産だけでな、加工時間短縮ニーズが強く、今回のEMOショーでもその点をアピールした。

【MECT2019コンセプトゾーンに出展 トライエンジニアリング】
トライエンジニアリング(名古屋市守山区花咲台2-601、社長片山誠二氏、TEL:052-725-8111)ではロボットの可能性に挑戦する「ROBOLUTION」を標榜。これまで自動車のドアなど板金部品の外周を折り返し加工する「ロボットヘミングシステム」を世界に先駆け商品化、300台以上の納入実績を誇る。その後、研磨作業の自動化を進める「ロボットポリッシングシステム」や摩擦攪拌溶接を実現した「ロボットFSW」などニーズに先行する開発を進めており、今回のMECT2019コンセプトゾーンには多様な切削加工を高精度に行う「ロボットマシニングシステム」を出展する。

ロボットマシニングシステムはこれまで精度、剛性面などから難しいとされていたロボットによる切削加工に国内で初めて取り組み、製品化を実現。今回の展示会では安川電機の高剛性ロボットGG250を使い、立・横・上面に取り付けたワークを加工するほか、イワタツール製の高精度小径穴加工用マイクロドリルやサーボ式タッパーなどアタッチメントを自在に交換することで多様な切削加工を提案する。

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