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2019.9.2(月)

伊東電機
新社長と新工場をW披露

あいさつする伊東徹弥社長
あいさつする伊東一夫会長
伊東電機(兵庫県加西市朝妻町1146の2)は8月30日、このほど拡張した本社第一工場でトップ交代と新工場のお披露目会を開催。加西市長、近畿経済産業局長をはじめ、取引先や建設に携わった約150名が参列し、門出を祝った。

6月21日付で新社長に就任した伊東徹弥社長は、「先代のものづくりにかける情熱やこだわりは私の手本」とし、決意も新たに「市場を創る、技術を創る、人を創る―の3つの『創る』をモットーに、引き続き会社を成長させる」と誓った。また、「ものの搬送に関わるあらゆる産業での働き方改革の一端を担う“運び方改革”を実現させたい」と抱負を述べ、IoT化を支援するMDR式コンベヤ「id-PAC」の海外展開にも意欲を見せた。

新工場の竣工や、平成から令和への改元などが重なり、「社長交代は“今”」と判断したと言う伊東一夫会長。「今後は本業の自動搬送事業は極力若い人に任せ、私はSDGsを念頭に、ゼロエミッション植物工場、里山整備事業、CCV(コネクティッド・コミュニティ・ビジョン)に注力していく。第2創業の始まりです」と笑顔で語った。

新工場は、昨年9月に着工し、今年7月に竣工した。同社はすでに、15年に東山第二工場、翌16年に丸山第三工場を稼働させ増産体制を敷いたが、ネット通販の急速な発展や工場の自動化のニーズの高まりを受け、「この3年間でMDR(DCパワーモーラ)の需要が倍増した」(伊藤英生専務)といい、本社第一工場の拡張に踏み切った。同工場は主に、MDRおよびMDRモジュールの生産を担い、今回の拡張により生産能力は2倍に増強された。

また同工場は、「最新技術を試すスマート工場をめざしており、MDR式マテハンによる “運び方改革”のモデル工場として運用する計画」(伊東社長)といい、1年後にはすべての設備が整う予定。

見学会では4班に分かれ、基板実装室、RFIDによる在庫管理システム、完全配膳システムの説明のほか、新製品の無人ピッキングシステム「TAPS」および機能を追加したMDR式高速ソーティングシステム「RAS-5000」については展示会さながらの実演が披露された。
本社第一工場新棟
新工場で「TAPS」のデモ. 新工場で「RAS-5000」のデモ

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