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2019.7.22(月)

コノエ
万博需要見据え、新社屋23年の完成めざす

社員の神輿に担がれて河野社長が登場
社員に今期の経営方針を発表する河野社長
コノエ(社長河野裕氏)は7月20日、新大阪の大阪ガーデンパレスに全国の社員を集め、創立記念式典を兼ね、6月21日からスタートしている第58期の経営方針発表会を開催。目標を「営業利益4800万円」の一本に絞り、鋲螺事業の黒字化をめざす。また、新社屋構想や、「にじいろのネジ」プロジェクトの教育分野への展開なども明らかにした。

社員の神輿に担がれて賑々しく登場した河野社長。まず、6月10日に逝去した同氏の祖父であり創業者の河野榮氏の冥福を祈って全員で黙とうを捧げたあと、入社からこれまでの8年にわたる創業者との思い出を混ぜながら、同社の歩みを社員とともに振り返った。

「ここ10年は苦戦続きだったが、56期を底に57期は計画未達ながらもV字回復した。今期もこの良い流れを継続したい」と河野社長は言い、敢えて売上げや粗利で目標設定せず、「過去に経験しており妥当な数字」として営業利益4800万円必達に向け社員一丸となって取り組む。

新社屋については、新設または現存の建物を改修するかは未定だが、20年に設計を開始し、23年の竣工をめざす。「東京五輪の需要も2年前から本格化した。25年開催の大阪万博の需要を取り込むためにも23年には建物を新たにし、心機一転で準備したい」(同)。

また、子どもにものづくりの楽しさやネジの役割をもっと知ってもらおうと16年にスタートした「にじいろのネジ」は、今や教育界から注目される存在となってきた。後継者育成モデルとして総務省の「地域ICTクラブ」地域実証事業の採択候補にあがっているほか、教育系出版社からはコラボレーションの依頼が入っているという。

さらに河野社長は、今年9月1日に開設予定の「東大阪市文化創造館」(大阪府東大阪市)にも同社が参画することをこの場で発表。「当社は東大阪の中小企業にすぎないが、やっていることは決して小さなことではない」と社員を鼓舞した。

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