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2018.10.19(金)

金型協会
金型による品質改善事例でセミナー

講師の河野氏
金型産業セミナーの様子
金型協会(代表理事永田淳也氏=寿精工社長)は、アジア金型産業フォーラム(理事長橋本久義氏)との共催で「金型産業セミナー」をスタートさせた。10月17日、第1回が開催され、同協会および日本金型工業会会員ら約20名が聴講した。

90年代後半、日本製品は品質の高さが世界に認められ、 “メイド・イン・ジャパン”として市場を席巻したが、その評価が今揺らいでいる。両団体は、「高品質を支えてきた金型産業・企業にもこの変化への主体的対応が問われている」とし、今回は「カスタマーの利益向上に寄与する金型づくり」と題したセミナーを企画。講師は、当時、松下電器産業(現・パナソニック)で金型工場長を務め、のちに同社の経営等にも携わったYKCコンサルティングの河野泰久氏が務めた。

同氏は自身の経験から、電池や家電などの製品で発生した6つの具体的な不良品事例を挙げ、それぞれ金型製作サイドから原因分析・問題解決に至った取組みを紹介。「成形品不良の原因の約7割は金型を含め設計・製造面の不具合によるもの。成形条件を変えるなど小手先の対処ではなく、真の原因を追究し、根本的な解決をしないと、より大きな損失を招きかねない」などと強調した。

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