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2018.10.2(火)

金型工業会 西部支部
9月26日、月例勉強会を開催

前川先生
日本金型工業会 西部支部(支部長山中雅仁氏=ヤマナカゴーキン社長)は9月26日、大阪科学技術センタービルで月例勉強会を開催。前川佳徳・元大阪産業大学教授が「自動車メーカーのASEAN展開と金型調達の動向」をテーマに講演し、約20人が聴講した。

冒頭、山中支部長は「今年度の西部支部は勉強会を通してIoTとAIに関する事例や海外の金型事情を共有する取り組みを行っている。今日の話もぜひ参考にしていただきたい」とあいさつ。

前川氏は、シンクタンクによる2つのASEANに関する調査の概略を説明したのち、持論を展開。「自動車部品の主要顧客がいる中国・米国・日本に注目すべきだが、それぞれにリスクがある。一方、今後の経済発展が期待でき、政治・経済面で比較的安心なうえ、親日国が多く展開しやすいのがASEAN」とし、なかでもインドに向けてのハブ機能が期待されるタイや、その中間にあるミャンマーの潜在力を推した。

また、世界同時起ち上げに傾く自動車メーカーの動向にも言及し、「金型メーカーにとっての優位性は、今やコストより開発リードタイムの圧倒的な短縮に対応できる体制。そのためにはCAEや3Dプリンターの活用等の整備が求められる」と強調。さらに量産型への対応については「金型メーカーもASEAN等に製造拠点を設けることが求められ、要員不足対策としてIoTを駆使した遠隔保全システムの構築が望まれる」と述べた。

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