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2018.8.3(金)

カドコーポレーション
複合材加工の量産確立へ。新工場が本格稼働

新工場 全景
新工場の内覧会には約300人が参集
航空機をはじめ自動車でも採用が広がりつつある繊維強化プラスチック(FRP)だが、日本は量産技術が立ち遅れている。これを打破すべく、成形試作や成形装置の開発に乗り出しているのがカドコーポレーション(兵庫県たつの市、TEL:0791-59-8080、社長倉谷泰成氏)。このほど、自動生産装置やラインの製作および研究開発の拠点となる新本社工場が竣工し、パートナー企業の製品展示もまじえて7月20日、内覧会を開催した。

「従来は一工程または部分的な依頼が多かったが、近年、設備導入から成形までの全工程を視野に入れたニーズが増えてきた」と倉谷社長は言い、4億2000万円を投じ、製作・製造エリアを拡張した新工場を建設。6軸ロボット3台、7軸ロボット1台、FRP用硬化オーブン、熱可塑FRP用成形装置・溶着装置などを常設する。

内覧会では、同社が日本初の技術パートナーとなった独KUKAの6軸ロボット「KR210」のほか、ロボットオフラインティーチングソフト(ゼネテック)、真空式ロボットハンド(独シュマルツ)、超音波UDテープレイアップ溶着装置(アドウェルズ)、熱可塑性樹脂用ヒーター(浅野研究所)、複合材加工用各種切削工具(OSG)などが並び、関心を寄せていた。

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