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2018.6.29(金)

新日鐵住金
新開発の超ハイテンが自動車の骨格部品に初採用

新日鐵住金(社長進藤 孝生氏)が開発した高い成形性と980MPa級の引張強度を併せ持つ高張力鋼板(以下、ハイテン鋼板)が、日産自動車が北米で発売した新型車の骨格部品に採用された。同鋼板の実用化は世界初。

同社はこれまでも980MPa級のハイテン鋼板を製造してきたが、成形性の制約から適用される部品は限定されていた。新製品は、強度や成形性を高めるための合金成分の添加量に制約がある中、緻密な成分設計と製造条件の確立により、高強度と高成形性を両立させる金属組織の最適化を実現。自動車に広く使用される590MPaハイテン鋼板と同等の成形性を有するという。

自動車部品の中でも骨格部品は形状が複雑で成形が難しく、今回の実用化は「超ハイテンの適用部品の拡大の可能性を大きく広げることになる」としている。

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