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2018.6.29(金)

川崎重工業とスイスABBグループ
共同でロボットインターフェースを開発

川崎重工業 (社長金花芳則氏)とスイスのABBグループは、専門的な訓練を受けなくとも協働ロボットのプログラミングおよび操作が可能な協働ロボットオペレーティング・インターフェースを共同開発した。共通インターフェースの開発は世界初。

協働ロボットの需要は、急速に成長を続ける産業用ロボットの市場を追い越すペースで拡大しているが、日本では10年以内に5人に1人が引退するといわれており、「より使いやすいロボットが多くの新規ユーザーにドアを開くことは、とくに中小企業において、これまでロボット学習に長い時間を要していた状況の打開に役立つ」としている。

ABBのロボティクス担当マネージングディレクターのパーベガード・ニースは「この業界標準かつ最先端のオペレーティング・インターフェースは、協働ロボットの分野で既に起こっている急速な成長をさらに加速させるものとなるだろう」とコメント。一方、川崎重工業の常務執行役員精密機械・ロボットカンパニープレジデントの橋本康彦氏は「労働力不足がますます進む中、協働ロボットは生産の柔軟性・効率を高め、工場の生産性を維持していくうえで社会に大きく貢献していく」と話している。

両社は17年11月、協働型双腕ロボット利用の利点を促進することなどを目的に協業を発表。今回開発したインターフェースは協業のひとつの成果で、「直感的でスマートフォンのように操作できるナビゲーションとアイコンを有する」という。今後両社は、オペレーティング・インターフェースの継続的な開発に加え、共通の安全基準など他のトピックにも焦点を当て協業していく。

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