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2018.5.29(火)

豊田バンモップス
難削材を高精度加工「テラメイトプレミアム」

テラメイトプレミアム(左)と鏡面加工されたワーク
超砥粒ホイールメーカー・豊田バンモップス(愛知県岡崎舞木町城山1の54、社長新井東氏、TEL:0564-48-5311)が開発した航空機分野や金型分野などでの難削材の高能率・高精度加工・長寿命を実現したレジンホイール「テラメイトプレミアム」の評価が高まってきている。全国各地で行われている航空機産業や新加工技術の展示会に超精密研削盤に搭載して加工能力をアピール、テストカットや引き合いが急増しているとのこと。

航空機のエンジンの性能を引き出すための高精度加工、半導体向けの金型などでの鏡面加工の要求が近年高まりを見せてきており、また医療部品などではSUSやチタンなどをより滑らかに加工するニーズが増えている。これらはこれまで切削で加工されてきたが、より高い精度を目指し研削による仕上げ加工が増えているという。

ただインコネルなどの難削材やチタンの加工において従来のボンドで加工した場合、砥粒の落下が早く、結果ボンドとワークが接触、ワーク表面の焼きや加工精度の悪化が速まるなどがあった。

テラメイトプレミアムは充填剤に工夫を凝らした新開発のボンドを採用、充填剤の効果でボンドのヤング率を向上させることで砥粒保持力を上げ、今まで以上に砥粒の突出し量を確保できるため、クーラントが入り易く目詰まりが少ない、などから、加工精度の安定とさらにドレスインターバルも延長することで加工効率のアップやツールコスト削減まで実現。

研削盤メーカーとの協業も進め、ナガセインテグレックス(社長長瀬幸泰氏)の超精密成形研削盤にテラメイトプレミアムを装着した加工では、表面粗さはRa8ナノ、Rz72ナノの加工精度の鏡面加工を実現。

さらに高精度加工だけでなく、中粗加工を省く加工工程が可能で、加工効率も大幅に上昇する。

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