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2018.4.17(火)

名古屋モノづくり―ワールド
3万5000人超が来場

開会式のテープカット
ミツトヨ
ジーベックテクノロジー
テクノア 「Sopak-C」との連携
4つの専門展で構成する製造業のための一大商談会「名古屋ものづくりワールド2018」(主催・リード エグジビション ジャパン)が4月11日〜13日の3日間、ポートメッセなごやで開催され、1042社が出展、3万5361人を動員した。

名古屋での「ものづくりワールド」は、従来の東京・大阪に加え、3年前からスタート。出展社数・入場者数とも大阪展(昨年実績=1226社/3万6936人)に迫る規模に成長した。

ものづくりの集積地である名古屋。開会式には河村たかし市長も駆けつけ、日本を代表するメーカー約40社とともに大テープカットを行い、盛大なオープニングセレモニーが行われた。

◇  ◇  ◇
高品質・高精度・短納期の追求に終点はないが、日本の製造現場では近年、人手不足の慢性化が新しい課題に浮上しており、ロボットやIoTを活用する省人化・効率化の提案が目立った。

ミツトヨ(社長沼田 恵明氏)は、ネットワーク上の測定機器のデータを一元管理・分析することで、品質を見える化し、不良を未然に防ぐ「MeasurLink」を前面に展示していた。「データ改ざん問題などで計測データの記録に対するユーザーの意識が高まっており、2〜3割が導入している」という。また、6軸の協働ロボットを用いてバラ積みのワークを自動で測定機に搬送するデモも実施。MeasurLinkと組み合わせれば、測定データをリアルタイムに監視できる。「事前段取りが不要なため、人手をかけずに全数検査に対応できる」と話していた。

バリ取り・研磨の自動化を提案するのはジーベックテクノロジー(社長住吉慶彦氏)。1種類のカッターでさまざまな形状の穴の裏バリに対応する商品では、「加工プログラムとツールの両方を1社で提供するのは当社だけ」と強調していた。

生産管理ソフト出荷本数ナンバー1を誇るテクノア(社長山ア耕治氏)は、「かつて生産管理システムの選定はソフトウエアの機能のみの比較だったが、現在はAIやIoTなどを活用するための支援サービスなど、生産管理システムにプラスαが求められるようになってきた」とし、自社の多品種少量型生産管理システム「TECHS-BK」のオプションとして、2つの他社製品との連携を同展で発表、注目を集めていた。

一つは、枚岡合金工具(古芝義福氏)の文書管理・図面管理システム「デジタルドルフィンズ」。スキャンするだけで、手書きのメモも含めた最新の図面情報を作業指示書に紐づけにでき、生産性が向上する。

もう一つは、小林製作所(社長小林靖典氏)のカイゼンカメラシステム「Sopak-C」。四六時中記録しているカメラ映像とTECHS-BKの記録を照合することにより、「見たい現場の様子をピンポイントで追跡でき、トレーサビリティ、技術伝承、作業改善に役立つ」という。

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