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2018.2.9(金)

「震災対策技術展」横浜実行委員会
8日、第22回震災対策技術展横浜開幕

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1月26日、東京都は2018年度予算案を発表した。防災分野では、災害対応力の強化のため、東京消防庁移転の建て替えを含め前年の236・8%増の357億円となった。新規事業としてSNSから配信される有益な災害情報を選定し災害現場に活かす早期集約システムの導入を計画。また帰宅困難者対策には前年比39・6%増の13億4000万円を計上し、民間の一時滞在施設への購入経費の補助など対策を強化。東京都が災害対策費用を増額し対策に力を入れていこうとする今、民間企業も災害への備えを取り組むことが求められている。

そのような中、第22回「震災対策技術展」横浜(同展実行委員会主催)が2月8〜9日、パシフィコ横浜で開催、214社・団体(216小間)が出展している。

同展は、阪神・淡路大震災(1995年)後の1997年に神戸で第1回を開催し、その後日本各地でのべ40回以上開催している展示商談会。今回の横浜会場には214社・団体が出展し、地震対策製品(耐震・免震・地盤沈下・液状化対策技術、長周期振動感知など)、電力対策製品(発電機、蓄電池など)、非常時通信対策技術、災害用備蓄品、津波対策、水害対策製品など1000品目以上が公開されている。

前澤化成工業(社長窪田政弘氏)が非常用浄水装置「エモータブル」を展示。さまざまな水源から飲料水を作れる高機能の逆浸透膜を採用し、電源が要らない手動式ポンプとともにコンパクトなケースに収めている。同社では販売後の逆浸透膜の交換などアフターサービスにてもフォロー体制をとっている。日栄インテック(社長高橋善晴氏)は、天井板を支える「Mバー」とその落下を防止する「BBカチットワイヤー」などを組み合わせた天井落下防止システム、スプリンクラー機能維持システム。おかもとポンプ(本社・東京都、社長岡本直司氏)は、様々な場所に設置しやすいコンパクト設計で、「ステンレスで錆びにくい」「完全密閉で衛生的」などの特長を有する災害時にも頼れる手押しポンプ「ZO-V-500」など。アキレス(社長伊藤守氏)は、室内用小型免震装置「グラレス」「グラレスホールドタイプ」、インフラ土木工法などを紹介している。

エイト日本技術開発(社長小谷裕司氏)は建設業界で、近年ICTを活用した合理的な生産システムの導入・普及が進んでいる中、国内の民間企業では初となる小型AUV(自律型無人潜水機)を導入。サイドスキャンソナー、水質計、ADCP・カメラ等の計測機器に加え、電波や地磁気等に頼らなくても位置の測定が可能なINS(慣性航法装置)を搭載している。予め設定したコース・深度をAUVに自走させるだけで、水中の多様な3次元データや水中画像を自動的かつ同時に取得できる。また、UAV(ドローン)による海面調査やROV(遠隔操作型無人探査機)による詳細な水中調査を相互補完的に運用することで、広く・深く・確実な水中調査を実現し、ワンストップの水ソリューションサービスを提供し、大規模災害などの航路啓開活動や捜索活動に貢献する。
前澤化成工業 前澤化成工業「エモータブル」
日栄インテック おかもとポンプ
アキレス エイト日本技術開発
国交省 国交省 排水ポンプ車
中小企業庁 シンポジウム

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