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2018.1.17(水)

ヤマシナ
日本ラッドのパッケージ型IoTシステムを販売開始。自社工場にも導入

工業用ファスナーの専門メーカー、ヤマシナ(京都市山科区、TEL:075-591-2131、社長堀直樹氏)はこのほど、日本ラッド(東京都港区)が開発した製造業向けIoTソリューションパッケージシステムの販売代理店契約を締結。さらに自社工場への同システム導入も決定した。今年4月稼働予定。

同システムは、ヤマシナをはじめ製造業工場を徹底的にリサーチし、生産効率と品質向上を目的に開発された。年式や仕様が異なる機械でも簡単な仕組みでほぼ一元管理し、生産進度、稼働時間、時間当たり生産数、機械別稼働状況、設備状態、異常情報などを分析管理する。

センサから通信、ソフトウェアまでをパッケージ化しているのが特長で、ソフトウェアゲートウェイマシンにロードされた状態で提供されるため、簡単なコンサルティングで導入でき、システム構築にかかる労力や時間を短縮する。

使用するPCやデバイスは産業用IoT分野で多くの実績があるアドバンテック社製。 エッジコンピューティングを採用し、PLCやセンサから情報をPC内で加工管理することにより、システム構成やセキュリティ対策等にシンプルに対応できる。

価格は「パッケージとすることで導入しやすい基本料金を設定。あとは機器に取り付けるセンサの数量やその他オプションなどによって変わる。また、すべてのデータをクラウドに送信しないエッジコンピューティングのため、ランニングコスト(通信料)も非常に安価で済む」といい、保守契約も月数万円程度から用意している。

ヤマシナは、ネジ・ボルトなど小型金属製品を製造。自動車、弱電機器など日本の基幹産業に提供し、昨年設立100周年を迎えた。最近では、電食を回避する世界初のCFRP用ナット「アルアーマナット」など、クルマの軽量化や総コスト低減に寄与する先端技術の開発に取り組んでいる。

自社工場に同システムを導入することにより、「ビッグデータとして取り込む生産情報の解析を日本ラッドと継続して進め、予知保全や製品トレーサビリティなどに生かし、さらなる品質管理向上をめざす」としている。

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