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2017.9.21(木)

中部超鋼会
9月20日、ソディックでセミナー開催。加工実演など見学

冷間圧造工具製造などの団体・中部超鋼会(理事長松本優造氏)は、9月20日、ソディック中日本支店(名古屋市名東区社台3-31、支店長浅田一弘氏)で「ワイヤ・放電加工機最新加工技術」「旧型機をより効率的に使うために」「ハイスピードミーリングマシン加工事例」などのセミナーを聴講、また加工実演など見学した。

ワイヤ放電加工機・形彫り放電加工機のトップメーカーのソディックは、国内で初めて全加工機にリニアモータ駆動を採用、高速性、高精度、応答性の良さなどの機械特性に加え、自社内でのモータやCNC装置の製造など、徹底した内製化でコアテクノロジーを深化させている。

放電加工機以外にも金属3Dプリンタからウルトラハイスピードミーリングセンタ、射出成型機、金型設計製造支援3次元CAD/CAMシステムなど金型関連ユーザーの困りごとなどを解決する製品群を揃え、高い評価を得ている。 

20日に行われたセミナーでは最初に浅田支店長が「本日は放電加工機やハイスピードマシンなど、金型加工に最適なマシンと最新加工技術を紹介、更に旧型機の効率活用などを説明したい」とあいさつ後、セミナーを受講。

同社のALシリーズは超硬の厚板ワークを水加工液で高能率加工、さらに油加工液並みの面粗度を実現。

このほか同機に搭載されている新電源装置「スマートパルス」は、荒加工の高ピーク電流から超微細仕上げ加工の極微細放電パルスまでを自在にコントロール。さらにタイコレス制御、TMP制御などの機能が荒加工の効率化から仕上げ加工の最良面粗さまでを実現。

高品位加工のための「サビレスシステム」は、世界初の錆・腐食・着色を抑制するもの。最適パルスコントロールとサビレスRMの化学防食が、水加工液での錆を防ぐ。
更に超仕上げ梨地面を実現するSN回路が1μmRz以下での豊富な面粗さを自在に実現する。
形彫り放電加工機AGシリーズは、世界で初めて機械精度を10年保証。コアテクノロジーのリニアモータ、モーションコントローラ、Z軸リニアモータ駆動のスライド面のセラミック部品、高精度・高効率加工に必要なすべての機能を標準搭載した新電源LP電源+放電装置など、同社のコア技術を満載、更に自動化システムなどがあらゆる加工シーンに対応。

ハイスピードミーリングマシンの最新機種UHシリーズには今年、演算処理速度が3倍以上となった新NC装置を搭載、また各軸の分解能は1ナノで3次元の形状を忠実に具現化。
セミナー後は各社の日頃の加工での問題点や、課題の解決に向けた加工方法などを実機で見学、突っ込んだ質問もなされた。

最後に松本理事長の「海外からの安い製品が日本に入ってきているが、最新機械を使い切る技術とノウハウの蓄積で対応できる。今日の勉強会では、我々の現場に欠かせないマシンの最新技術などを知ることができ、非常にためになる勉強会であった」とお礼の言葉で勉強会を終了した。

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