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2017.5.16(火)

日伝
IoT提案強化。6月、東名阪で説明会


福家社長
あいさつする西木会長
約200名が参集
日伝(社長福家利一氏)は5月9日、帝国ホテル大阪で仕入先や大手ユーザーなど約200名を招き、17年度の事業方針説明会を開催。IoT提案強化など今期の具体的な取組みを発表した。
冒頭、西木利彦会長があいさつに立ち、日本・中国市場とも去年上半期途中から好調に推移している業績に触れ、「製造業の大手や中堅企業で設備投資に前向きな空気が全国的に広がっている」と強調。これを背景に、3月には創業以来初の単月売上げ100億円超え、さらに、目標としていた通期で単体1000億円超えを達成したことを報告し、出席者に謝辞を述べた。また、営業以外の取組みとして、働き方改革や災害対策を挙げ、「仕入れ先の皆様、得意先の皆様にご迷惑や心配をかけないよう、流通の役割をしっかり果たしていく」と約束した。

続いて、福家社長から中期経営計画「NEXT FIELD2017」の進捗状況と今後の計画が説明された。

事業の柱となる従来型の標準品ビジネスでは、「ロジスティックスが肝」とし、東部物流センター(埼玉県久喜市)の在庫を拡大中。現在、在庫額約16億円(開設当初の1・8倍)、アイテム数約3万(同1・6倍)、在庫出荷率50%弱(同1・2倍)という。総代理店としての政策在庫、市場に合わせた戦略的在庫、仕入先の代行在庫に加え、「 “対策”すべき存在から“共生”へと当社の対応が進化した」とするネット商社向け在庫も増やしていく。

NEXT FIELD2017では事業領域の拡大をめざしており、その一角である価値付加型ビジネスでは、昨年稼働したテクノセンター(大阪府東大阪市)の機能の強化を図る。追加工やアッセンブリ等の従来サービスに加え、一部メーカー商品については修理・メンテナンス、加工品製作を始めた。

もう一方の課題解決提案型ビジネスでは、FA機能を充実させる。「われわれの業界ではロボットが当たり前の商材となった。これまでは営業支援部隊であるFAシステムグループに頼りきりであったが、今後は全営業部員がロボットシステムに取組む」。

併せて、IoT商材も強化する。同社は、今年1月開催の「第1回スマート工場 EXPO」に出展し、想定以上の手ごたえを掴んだ。「IoTはメーカー1社で賄うのは不可能で、コンサルティング力やコーディネート力といった当社の機能が最大限発揮できる分野」と福家社長は力を込める。導入提案用ツールや、女性プロモータ育成などの取組みを紹介。6月には仕入れ先を対象に、東京、大阪、名古屋の同社拠点でIoT説明会を実施するとPRした。

このほか、4月に子会社化した大和理研梶A新しく取扱いを開始した空間洗浄機「NEBULE」の紹介や、情報投資による業務効率の改善、MEKASYSプロモーション活動、人材育成、中国子会社の業況等にも言及。18年3月期は連結で売上高1130億円(前期比8・9%増)営業利益56億円(同11・2%増)をめざす。
◇  ◇  ◇
17年3月期決算(連結)
▽売上高=1037億3600万円(前年同期比2・2%増)
▽営業利益=50億3700万円(同0・6%減)
▽経常利益=52億4300万円(同0・4%増)
▽当期純利益=37億400万円(同4.2%増)。
【役員の異動】
▽新任取締役候補=佐々木一・執行役員営業本部長兼営業推進部長。(6月23日付予定)。
懇親会で役員紹介 懇親会 榊原専務あいさつ
懇親会 桑原SMC専務の音頭で乾杯 懇親会 閉会のあいさつをする酒井常務

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