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2017.4.26(水)

トラスコ中山 プラネット大阪
最新鋭設備、続々導入。ユーザー直送機能を強化し現状の出荷能力倍増へ

プラネット大阪に導入したGAS
プラネット大阪に導入した荷揃え装置(シャトル&サーバー)
トラスコ中山(社長中山哲也氏)の各物流センターが50万アイテム即納体制に向け、増築や最新鋭物流設備の導入により、急ピッチで進化中だ。

西日本のコア拠点であるプラネット大阪(大阪府堺市、以下「P大阪」)では、主に梱包作業を自動化・省力化することで、ユーザー直送機能強化と現状の出荷能力の倍増をめざしている。

現在のP大阪は15年に新築移転した施設。まず昨年12月に、商品のサイズに応じて自動製函するタナックス(京都市)のイタリア製ボックスオンデマンドシステム(BOD)を導入した。「配管、はしご、L型クランプなど定型函で納まらない商品が全出荷の3割弱を占めており、従来の人の手による荷造り作業から大幅な省力化が図れた」(阿部泰三・物流企画課課長代理)という。

同社がこのシステムに出会ったのが昨年6月で、同9月にはP東海で1号機が稼働するというスピード導入だった。「作業時間がほぼ半減した」(同)といい、今年4月末までにP大阪、P東関東(千葉県松戸市)、P北関東(群馬県伊勢崎市)、P神戸(兵庫県神戸市)の計5拠点に配備し、ネット通販企業などのユーザー直送要望に応えていく考え。
タナックスによると、「工具関連の梱包出荷業務では大物異形も多く、梱包に困られていた。その他、家具小売りや自動車部品メーカーに採用された事例もある」という。

P大阪ではさらに、小物商品の梱包出荷作業自動化をめざしてレンゴー(東京都港区)のフランス製自動梱包機「T-Pack(アイパック)」や豊田自動織機(愛知県刈谷市)の荷揃え装置とゲートアソートシステム(GAS)も導入準備中。コンベヤが張り巡らされ、同社の物流センターではこれまでなかった光景が広がる。いずれも5月に稼働する予定だ。

T-Packは、内容量に合わせて自動で最適な高さに可変梱包できるシステム。作業性が向上するだけでなく、無駄な緩衝材による空間がなくなり、輸送費削減にもつながる。また、荷揃え装置と併せてGASを活用することにより、ピッキングや出荷検品作業の高効率化を図る。

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