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2017.4.21(金)

ビーティーティー
セミナー開催、出張授業などの教育事業を展開

DP-640
工具の再研磨や特殊切削工具、測定機器、汎用工具研削盤を製造・販売するビーティーティー(名古屋市守山区花咲台2−81、社長和久田修志氏、TEL:052-736-8441)。

BTTでは万能工具研削盤「DIAPET」シリーズ5機種のほか、小径切削工具研削盤「Micron」シリーズを製造、販売している。現在、汎用の工具研削を製造しているのは国内では2社のみ。現場で刃物の改良や再研磨ができる職人が減り、汎用研削ガンの需要も減ったという。ただ使い勝手、多品種少量の工具の製造・再研磨などには汎用工具研削盤は欠かせず、特に工具の再研磨では新品の製造と異なり刃先位置、溝形状、磨耗状態などが工具毎に異なっているため、それに合わせて加工するには汎用工具研削盤が欠かせないといわれる。

その同社が汎用工具研削盤を使っての再研磨技術伝承のカリキュラムを立ち上げ、セミナー開催、出張授業などの教育事業を展開してゆくと発表した。

かってはどの工場にも工具技術者と呼ばれる人がいて、工具の選択や改良、再研磨などを行い、それぞれの仕事に適したノウハウが伝承されていた。その後大手工具メーカーの大量供給と併せ現場から技能者が減り、増えすぎた多様な情報により、最適な工具を選択するなどの「技能者の腕」も伝えられなくなってきた。

そういった状況を背景に、「再研磨の伝承」、「加工ノウハウを如何に甦らせるか」のセミナー立ち上げを企画したのがBTT。

同社では今年秋をめどにセミナーをスタートさせる計画。開催場所は同社のV3ラボで行うほか、ユーザーからの要望があれば直接ユーザーの現場などでの指導も行う。

「汎用工具研削盤の需要は、再研磨の加工がある限り続く。当社では機械を売るだけでなく、使い方・技能も伝えられる点をアピールしてゆく。また国内だけでなく海外への展開も計画。ベトナムではジャイカ、ジェトロと一緒に地元大学と提携し再研磨授業をカリキュラムに組み込む話も進んでいる」(堤康寛営業部長)と意欲を燃やす。

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