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2017.4.17(月)

日本電産シンポ
1トンまで運べる「S-CART」6月発売

M-Tech名古屋でもPR(左が「S-CART1000」)
日本電産シンポ(社長西本達也氏、京都府長岡京市神足寺田1番地、TEL:075-958-3777)は、1トンまでの荷物を運べる無人搬送台車(AGV)「S-CART1000」を6月に発売する。

サーボモータ用減速機トップメーカーの同社は昨年、「S-CART」(希望小売価格360万円)を投入し、新市場の開拓を図っている。運搬可能重量が従来品の10倍となる新製品をラインナップに加え、さらに幅広いニーズに応える。

S-CARTは、レーザーによるマップ機能の採用により、磁気テープなどのガイドが不要なAGV。付属のタブレット端末からBluetoothやWi-Fi経由で簡単にコース設定ができるため、導入の手間がかからず、コース変更も容易な点が特長だ。コンベアやリフターなど付帯機構をオプションで用意しており、さまざまな搬送に対応。200mmの低い車高を活かし、既存の手押し台車の下に潜り込む牽引(この場合、400kgまで運搬可能)も提案している。

「当初は物流業界をターゲットにしていたが、むしろ製造現場での引合いが多い。また、展示会でPRした結果、建築業界からも注目されている」という。試験的に導入したユーザーが今年度は予算化して追加発注するケースも少なくなく、好調な滑り出しを見せている。

同社は自社工場でもS-CARTを活用。エレベータ昇降が必要な運搬も自在に行い、組立てラインのクリーン環境維持にも貢献している。「工程間運搬を自動化することにより、10人分以上の人的資源をより付加価値の高い作業に振り分けられた」といい、高効率・高品質・高精度な製造につなげている。

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